子なし駐妻の流産体験とその後 in USA

初妊娠、初期での稽留流産、そこから一歩踏み出すための記録

2回目のエコー、3人で過ごす最後の夜

2回目のエコー

10/2(Mon)
エコー2回目 12:00 アポイントメント

病院に行く前に、予約シートをふとみたところ
Fetal demise due to miscarriage と書いてありました。
流産による死亡確認?みたいな感じだと思うのですが、まだはっきり決まったわけではないのに、その文字を見て少し凹みました。

 

また頑張って1Lの水を一気飲みし、昼から一人で病院へ。
週末、夫と色々なことを話したり、日本にいる母と話したり、
同じ経験をした方のブログを読んでいたので、不思議と心は落ち着いていました。
前回と同じエコーの部屋に入り、腹部エコーと経膣エコーの両方をやりました。

 

その後病院からクリニックに移動し、前回と同じMidwife(助産師)の方からエコーの結果を聞きました。

「残念ながら、今回正式に胎児の心拍が確認できなかったことがConfirmされました」

覚悟はできていましたし、また次に妊娠できる身体に早く戻したかったので、
妊娠成分を子宮から取り除く掻爬手術を受けることにしました。

 

先生に手術可能な日程を確認してもらったところ、なんと翌日の午後!
1週間後などを想定していたので、本当にびっくり。初回の予約は3週間後だったのに….笑

手術後は運転ができないので、申し訳なかったのですが、夫にも急遽会社を休んで
付き添ってもらうことになりました。

 

その夜寝る前に、夫と私でベッドに寝転がりながら、
まだお腹にいる私たちの最初の赤ちゃんに、最後のお別れをしました。


「短い間だったけど、私たちの元に来てくれてありがとう!」

 

「明日からあなたは日本に一時帰国します!笑 
ゆっくり日本を満喫して、満足したらまた私たち夫婦の元に帰ってきてください。まってます!」

 

「妊娠発覚してから1ヶ月、私たちをお父さん、お母さんにしてくれてありがとう!」


夫は妊娠が分かってから、毎晩寝る前に私のお腹に向けて秘密のメッセージをごにょごにょ送っていて(聞いても教えてくれない)、今日も何かをこっそり念じてました。
今日は何を言ったの?と聞くと「またすぐ会おうね」って伝えたと教えてくれました。


本当にその通りになってほしいな….

 

夫婦でぽろぽろ涙を流しながら、3人で過ごす最後の夜は更けていきました。